完成しました

建築日記として掲載してきました今回の建物も完成
いたしました。今後はこの建物の温度・湿度データ
と電気料金の推移を記録して毎月掲載していきます。
地熱利用換気システム(特許出願中)とエナーテック
の効果をご報告できると思います!

宇都宮市氷室の地熱住宅
氷室の地熱住宅


内装工事2

外壁の下地モルタル塗りと同時進行で、内装の
建具取り付けと壁下地の石膏ボード張りを行います。


内装工事1

かなり期間が開いてしまったので、現在の現場状況に追いつくために
どんどん掲載しなければと思います。。
気密測定が終了したので、内装と外装の工事へと移ります。


気密測定 C値=0.1c㎡/㎡を達成

サッシを取り付け、断熱施工が完了したら気密測定を行います。
この段階で測定することで、仮に結果が悪かったとしても修正
することが出来ますし、当社の施工方法の場合この先は気密性
が高まる方向になるので、数値より実際は良い性能になります。


壁断熱施工

屋根の断熱が完了し、野地(屋根下地)を貼ったら
外壁の断熱施工へ移ります。


屋根断熱材敷設

ブラケットを取り付けたら断熱材を敷き込んでいきます。


構造用合板を貼りました

屋根面と壁面に構造用合板を貼っていきます。
この合板が筋交いの役目と気密性を確保する役目を
果たします。


上棟

基礎が完成したので、上棟しました。
木造軸組工法で、外部は2×4工法と同じ様に構造用合板を
土台・柱・梁をつなぐように貼り付ける工法です。


基礎工事(立ち上がり)

土間コンクリートの上に型枠を組み、立ち上がり部分の
コンクリートを打設しました。


蓄熱床下暖房システム設置

蓄熱床下暖房システム(エナーテック)を設置します。
基礎のコンクリートに埋め込むタイプの蓄熱暖房機です。
地熱利用換気システムで夏の冷房はほぼ必要有りませんが、
冬はやはり多少の暖房が必要になるので、エアコンを設置しない
代わりにこのシステムを使用します。また、このシステムを使用
することによって、電気料金のマジックが実現できます。


基礎工事(外断熱基礎)

地盤改良の様子は撮影できなかったので、基礎工事へ移ります。
防蟻処理された断熱材を敷設し鉄筋を配筋しました。


地熱交換機を埋め込みました!

現場の進行状況を掲載出来ないまま結構な時間が経って
しまいましたが、やっと順調に現場が動きだしたので、少し
ずつ掲載していきます。
今回は、この現場の目玉である地熱利用換気システム
(特許出願中)
の核となる地熱交換機を埋設しました!


いよいよ

次の現場が始動します。
今回の現場の進行状況を、ここへ掲載して行こうと思います。


人間が感じる温度について

ショールームの気温変化で、平均気温18度と書いて有りますが、
恐らく一般的な住宅や、アパートなどに住んでいる人には、
「室温が18度じゃ寒い」という感覚が有ると思います。事実、
「ウォームビズ」で推奨されている温度が「20度に暖房温度を
下げて、厚着をしましょう」と言っている事でも明確です。
では、何故当社のショールームは18度で快適なのでしょう?
それは「輻射」と「湿度」いう事が人間の温熱感覚にとても関わり
が深いからです。


ショールームのデータ

建物の概要を記入していませんでしたので、書いておきます。

工法及び仕様  ブラケット外張り断熱工法
          木造軸組み工法外張り断熱、基礎断熱、
          空気循環システム、オール電化住宅、
          6.3kwダクトエアコン1台、3kwヒーター搭載サウナ
          Q値(熱損失係数1.28w/㎡k
          C値(隙間相当面積)0.2c㎡/㎡
面積       平屋建て37.1坪(122.91㎡)
gaikan.jpg
ldk.jpg



高性能住宅で可能になること

 一般的な住宅の感覚ですと、冷暖房が必要な季節は、
各部屋を閉め切って冷暖房し、それ以外の廊下とか
水周りは外気温度に近いという状態で生活していると思います。
しかも、冷暖房を切ると、すぐに温度変化してしまうので、
付けっぱなしになっていると思います。家の中での温度差が
激しい。これが、今までの普通の家の感覚だったと思います。

 しかし、高性能住宅、特に高気密高断熱住宅で、Q値
が2を切るものについては、今までの常識は当てはまらなく
なります。つまり、上記の例のような普通の家で掛かる冷暖房費
以下で、全館冷暖房が可能になりますし、どの部屋に行っても、
同じ気温で生活できるため、冬の夜等にトイレに起きた時に寒くて
とか、脱衣場で服を脱いで、浴槽に漬かるまで地獄と言う事も
起こらなくなります。

当社ショールームでは、リビング、寝室、床下、小屋裏に
それぞれ温湿度計を設置していますが、どの温度計も
同じ位の値を示し、温度差が有っても、1度程度です。
ほぼ誤差と考えても良いと思われます。

14日には先月分の電気料金が出てきますので、
どの位の冷暖房費が掛かるのかを実証することが
出来ると思います
※ショールームにはエアコンのみのメーターが
設置されていますので、純粋に冷暖房費のみを
計算できます。
結果が出ましたらまたお知らせしたいと思います。


次世代省エネ基準適合住宅

コマーシャルでお聞きになった事が有るという方は少なくは無いと思い
ます。でも、その本当の意味が分かっている方は本当に少ないと思い
ます。

そもそも次世代省エネ基準住宅って何でしょう?
京都議定書により、二酸化炭素の排出を抑制する為に、住宅を省エネ
化しましょうという基準です。
確かに、言ってる事は間違っていませんが、その基準が、これで良いの
?という基準になっています。
日本の各地域ごとに数値が決められていますが、省エネ住宅を造って
いる私達から見れば、その数値を満たした所で、決して省エネとはいえ
ないと思っています。
現状では、住宅メーカーなどでは、数値ギリギリのところで、次世代省
エネ基準適合と声高々と高い広告宣伝費を費やしてコマーシャルして
いますが。。。それで次世代省エネってよく呼べますね?って常々
感じています。
こう言ってるだけだとタダの遠吠えなので、具体的に説明します。

ここは栃木県になりますが、Q値(熱損失係数)は2.7W/㎡k、
C値(隙間相当面積)は5c㎡/㎡が次世代省エネ基準の
基準値として国が定めています、しかし、この程度の数値では、
省エネ化どころか、Co2の排出量が更に増える事になります。
何故かというと、その程度の性能で、全館冷暖房が可能として、
間仕切りの少ないプランを作成するメーカーが増えた為です。
※本当の高性能住宅の、目に見える部分だけを真似た粗悪な
住宅です。具体的にどれほどの増加になるかと言えば、

次世代だと今までよりも82%も暖房費が
アップ
 それでは、次世代省エネ基準に則った住宅で生活
するには、どの程度のエネルギーが必要なのでしょう
か。これについては、国の機関での全国的な規模の
調査研究が行われていないため、明言はできません。
しかし、東北大学の吉野博教授と秋田県立大学の
長谷川兼一助教授は、東北地域の約300戸の住宅を
徹底的に調査して、多彩な成果を発表しており、なか
でも家庭用エネルギー消費に関する調査は大変参考
になります。
 1993年の東北では居間だけの部分間欠暖房が主
で、暖房によるエネルギーの消費量は世帯当たり27.8
GJ(ギガ・ジュール)でした。ところが、次世代省エネ
基準の住宅になると、なんと82%も多い50.5GJも使って
いるのです。これは、暖房空間が全館に拡がり、かつ
暖房している時間が大幅に延びたことが原因です。
このため、多少断熱材が厚くなってもCO2の削減に
ほとんど役に立っていないのです。
==ダイキンホームページより引用==

では、エネルギーを最低限しか使わずに快適に過ごすには、
どうしたら良いか?
それは、私達のような会社には簡単な事ですが、建物の性能
を上げる事、目標は、北欧やカナダのような仕様にする事です。
カナダ政府が作り上げた基準をR2000と呼びます
具体的にはQ値(熱損失係数)1.4W/㎡K以下、C値0.9c㎡/㎡
以下の性能にするという事です。
※次世代基準の北海道仕様でQ値1.6W/㎡K、C値2c㎡/㎡
日本はカナダみたいに寒くないから~と言う声が聞こえてきそう
ですが、この仕様で暖房を使用しているカナダなら、日本では暖房
はほとんど必要なくなります。省エネ効果は・・・説明するまでも無い
ですよね?

「高性能住宅は高いから」とか、「坪単価が・・・」と言う言葉を良く
聞きますが、家を建てるということは、そこに住んで、快適さを求める
事。でも、性能がそこそこの、坪単価の安い家に住んだら、結局は
快適とは言えない環境に我慢しながら、毎月の電気代、灯油代、
ガス代におびえながらの生活になることは必至です。
例えば30年住んだとして、ランニングコストの事まで考えたら、
どの部屋に居ても快適な高性能住宅が手に入った、しかも、もっと
寿命は長かったという事になります。

当社で建てさせていただいた家でそんな思いをしていただきたくない
と考えています。
当社ショールームはそんな思惑の元造り上げました。(ショールーム
と言っても、社長の自宅でも有り、日々の生活を営んでいますが)
性能的にはQ値1.28W/㎡K、C値0.2c㎡/㎡と言った所です。
R2000は軽くクリアしています。しかも、当社のスタンダードな
ブラケット外張り断熱の外壁の断熱を厚くしただけなので、あまり
コストアップにはなっていません。
この仕様で、最近は外気温度が0度以下になって来ましたが、暖房
は深夜電力帯の2時間のみ使用で、一日中、どの部屋でも18度
前後を保っています。

あなたならどんな住宅を選びますか?その答えに私たちはお応えします。

このコラムは少しずつ連載して行こうと思います。


建築士の資質と建築会社について

昨今マンションの構造計算書偽造問題がメディアを賑わせております。
建築士としては、忌々しい限りでとても悲しい事であると思っております。

この問題はとても根が深い問題だと思っています。誰もが悪いのに、
誰もが悪くないと言う。
価格競争の波に押され「安くなければ売れない、安くしたから有り得ない
コストダウンをしなければならない」建築会社と、その建築会社の要望に
応えなければならない状況に陥ってしまっている下請けや設計士。
また、そういう不正の受け皿を作ってしまっている行政とそれぞれに
とても大きな責任が有ると思います。

当社で建築する建物はお世辞にも安いとは言えません。それは、
下請けさんにちゃんと働いてもらいたいから。コストダウンと称して
とても大事な必要なコストまで割り引いてしまったら、良い物が
出来る訳が有りません。私達は、本当に安心して住んでいただける
家を作っていこうと今回の騒動を見ながら肝に銘じています。


雑誌に掲載されました

11月15日リクルート月刊ハウジング発行の別冊
「栃木で家を建てる」に当社の建物が掲載されました!
是非ご覧ください!
book.jpg
book_in.jpg


Powered by Movable Type 3.2-ja-2 Copyright(C) 2006 杉山商事株式会社 Allrights reserved.