蓄熱床下暖房システム(エナーテック)を設置します。
基礎のコンクリートに埋め込むタイプの蓄熱暖房機です。
地熱利用換気システムで夏の冷房はほぼ必要有りませんが、
冬はやはり多少の暖房が必要になるので、エアコンを設置しない
代わりにこのシステムを使用します。また、このシステムを使用
することによって、電気料金のマジックが実現できます。
土間の配筋にヒーターを結束していきます。
黄色い棒状の物がヒーターです。基礎のコンクリートの中に
埋め込まれます。
設置完了です。この後土間コンクリートを打設します。
配線がきちんとコンクリート内に埋め込まれていることを確認しながら
打設していきます。
土間コンクリート打設完了です。養生期間を置いて立ち上がりのコンクリート
打設に移ります。
電気料金のマジックとは。。。
この暖房システムは、深夜電力を使用し、基礎のコンクリートに熱を蓄え、
暖房(と言っても柔らかな暖かさ)するシステムです。
東京電力の電化上手契約ですと、5時間通電機器として電気容量に
よって割引が適用になります(しかも毎月)割引額は1kw当り230円
です。この建物には、20kwのヒーターを設置しましたので、毎月
4600円が割り引かれる事になります。
夏に冷房を使用しないで済む事と、この割引のお陰で、年間の光熱費
10万円以下が可能になります。
※ただし、このようなシステムは、きちんとした断熱・気密性能が無いと
実現できません。この建物の断熱性能は、Q値(熱損失係数)1.05w/㎡k(計算値)
気密性能はC値(相当隙間面積)0.2cm/㎡以下(目標値。まだ測定はしていません)
次世代省エネ基準をはるかに超える性能であれば、このような恩恵を受けることが
出来ます。
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Comments:2
- 福嶋登 2006年12月 8日 22:56
端的にお尋ねします。木造外張断熱(ネオマフォーム)基礎断熱(スタイロフォーム),樹脂ペヤガラスで,1階29坪,2階17坪に,エナーテックを設置する場合,概算いくらの費用(施工費を含む。)がかかるのでしょうか。
- 杉山商事株式会社 2006年12月 9日 09:58
エナーテックは、建物のQ値と建築場所の冬季
気温、目標室内気温によって設置台数が算出されます。
なので、上記の条件だけですと、設置台数の算出が
出来ません。図面と仕様書を元にQ値を算出した上で
の算出になります。また、基礎の土間部分のコンクリート
へ埋め込み設置となるため、既築の建物への設置は難しい
(不可能ではない)と思います。
参考になるか分かりませんが、今回設置した建物の場合の
例を記載しておきます。
ブラケット外張り断熱
1F 24.62坪
2F 21坪
外壁 外張り100mm+内側付加断熱100㎜
屋根 外張り160㎜
基礎 外張り50㎜(土間下も)
サッシ 樹脂
ガラス 空気層16㎜アルゴンガス入りLow-e
以上でQ値が1.05W/㎡kです。
このデータによりエナーテックで算出した物は
ヒーター容量16.68kw、2階に4.7kwの補助暖房
が必要との事でしたが、補助暖房を使わない事
を考え、ヒーター容量21.06kwを埋設しました。
この容量で、本体及び付属品価格は、定価で
約100万円、工事費用は、施工店の考え方にも
よるので一概には言えませんが、4人工程度
(約8万円程度)と言った感じになると思います。
当社では原価公開見積をしていますので、原価を
お伝えすることは出来ますが、この場所は不特定
多数の方がご覧になっていますので、ここでの
公開は控えさせていただきます。詳しくお聞きに
なりたい場合は直接お問い合わせ下さい。

